著者:めぐみ整骨院 代表 伊藤正宗

肩こりは揉んではいけません。何故なら・・・

肩こりは現代人にとって非常に一般的な悩みですが、そのケア方法について誤解されていることが少なくありません。特に、「肩が凝ったら揉む」という対処法は、多くの人にとって習慣化しています。しかし、実際には肩を揉むことで症状が悪化する場合があることをご存知でしょうか?この記事では、その理由と正しい肩こりケアの方法について詳しく解説します。

肩こりで肩を揉むと悪化する理由

ポイント

1. 筋肉の炎症を悪化させる可能性

肩こりは筋肉の過緊張や血流の滞りが原因となることが多いですが、慢性的な肩こりの背後には微小な炎症が発生している場合があります。この状態で強いマッサージを行うと、炎症を起こしている筋繊維や組織がさらに刺激され、痛みや不快感が増すリスクがあります。

2. 筋肉がさらに硬直するメカニズム

強い力で筋肉を揉むと、一時的に「ほぐれた」と感じることがありますが、実際には筋肉が防御反応を起こし、硬直することがあります。これは筋肉が繰り返し押しつぶされることで、組織が緊張状態を維持しようとするからです。この結果、肩こりがさらに悪化することがあります。

3. 血流が一時的に阻害される

マッサージによって筋肉が圧迫されると、血流が一時的に妨げられることがあります。血流が滞ると、老廃物が蓄積し、筋肉の回復が遅れる要因となります。特に強い圧力を加えた場合、毛細血管が損傷するリスクも伴います。

4. 根本的な原因を解決していない

肩を揉むだけでは、肩こりの根本的な原因にアプローチできません。肩こりの多くは、姿勢の歪みや筋肉のアンバランス、長時間の同じ姿勢による血行不良などが原因です。これらを改善しない限り、肩こりの再発を防ぐことは難しいのです。

正しい肩こりケアの実践法

ホームケア

1. ストレッチと運動

肩こりを改善するには、筋肉を適度に伸ばし、動かすことが重要です。肩甲骨周りを意識したストレッチや、軽い体操で血流を促進することで、筋肉が柔軟性を取り戻します。

2. 姿勢の改善

猫背や前傾姿勢など、日常的な悪い姿勢が肩こりを引き起こす原因になることがあります。デスクワーク中は、椅子に深く座り、背筋を伸ばすことを心がけましょう。また、適切な椅子や机の高さを選ぶことも重要です。

3. 温める

肩こりが血流不良による場合、患部を温めることで血液循環を促進し、筋肉の緊張を和らげる効果があります。ホットパックや温熱シートを活用するのも効果的です。

4. プロフェッショナルなケア

必要に応じて理学療法士や整体師に相談し、正しいアプローチを受けることも検討しましょう。専門家はあなたの体の状態を分析し、適切な施術や運動指導を提供してくれます。

5. 生活習慣の見直し

肩こりはストレスや睡眠不足とも関連しています。十分な睡眠をとり、適度にリラックスする時間を確保することも肩こりの予防につながります。

肩こりの解消法として「揉む」という行為が一般的ですが、それが必ずしも良い結果をもたらすわけではありません。筋肉の炎症を悪化させたり、血流を妨げたりする可能性があるため、慎重に対処する必要があります。正しい肩こりケアとして、ストレッチや姿勢改善、温める方法を取り入れることで、根本的な改善が期待できます。

まとめ

産後のストレッチ

肩こりは、現代の女性にとって大きな悩みの一つですが、仙台のめぐみ整骨院で行われている整体治療では、その根本的な原因である骨盤や背骨の歪みにアプローチし、肩こりを根本から改善することが可能です。肩こりの放置は、健康リスクを高めるだけでなく、日常生活にも大きな支障をもたらしますが、早期に適切な治療を受けることで、これらのリスクを未然に防ぐことができます。

さらに、肩こりの改善に伴って、痩せやすくなるという意外な効果も得られるため、忙しい女性にとっては大きなメリットです。肩こりにお悩みの方は、ぜひ仙台のめぐみ整骨院での整体治療を試してみてください。肩こりを解消することで、より健康的で快適な生活を手に入れることができるでしょう。

相談・ご予約はコチラから

https://page.line.me/xil4913c?openQrModal=true

肩こりページはこちら

https://megumiseikotuin.com/katakori.html