肩こりはなぜ起こるのか?現代女性に多い原因とは?
肩こりは、現代において非常に多くの人が抱える症状であり、特に女性に多いのが特徴です。仙台の「めぐみ整骨院」でも、多くの患者さんが肩こりを訴えて来院しています。肩こりは一見、単なる筋肉の疲労やコリと思われがちですが、その原因はもっと深く、日常生活の習慣や環境に根付いています。
まず、肩こりの主な原因として挙げられるのが、デスクワークやスマートフォンの長時間使用です。現代社会では、パソコンやスマートフォンが仕事やプライベートに欠かせないツールとなっています。これらのデバイスを使う際、自然と前かがみの姿勢になり、長時間にわたって同じ姿勢を保つことが習慣化します。これが、首や肩、さらに胸の筋肉に大きな負担をかけることになるのです。
たとえば、スマートフォンを下向きに使用する姿勢が続くことで、首から肩、胸までが常に引っ張られた状態になります。成人の頭の重さはおよそ5キロと言われていますが、下向きの姿勢が続くと、その重さが首や肩に何倍にも増してのしかかってくるのです。
具体的には、首が前に15度傾くだけで、頭の重さが体感として約12キロにもなり、さらに45度も傾くとその重さは22キロにも達します。これだけの重さが日常的に首や肩にかかっていると考えると、肩こりが慢性化しやすくなるのは当然の結果と言えるでしょう。この状態が続くことで、肩や首、胸の筋肉は緊張し、硬くなってしまいます。
さらに、デスクワークによる姿勢の悪化も肩こりの原因として非常に多く見られます。長時間のパソコン作業では、自然と背中が丸まり、肩が前に出る猫背の姿勢になりがちです。この姿勢では、肩甲骨の動きが制限され、肩周りの筋肉が凝り固まります。特に、僧帽筋や肩甲挙筋といった筋肉に過剰な負担がかかるため、血流が悪化し、結果として肩こりや頭痛が引き起こされます。
女性の場合、肩こりの原因として育児や家事も大きな要因となります。特に育児中のママは、日常的に子どもを抱っこしたり、家事をこなす中で姿勢が悪くなりやすく、肩や首に過度の負担がかかります。抱っこによって前かがみの姿勢が多くなり、その状態で力を使うことが繰り返されると、肩や背中の筋肉が疲労し、肩こりが慢性化しやすくなります。
さらに、肩こりは筋肉の緊張だけではなく、精神的なストレスも大きく影響します。特に仕事や育児に追われる女性は、心身ともにストレスを抱えることが多く、そのストレスが体の緊張となって表れます。精神的な疲労が原因で無意識に肩や首に力が入り、筋肉が緊張することで、肩こりを引き起こすことがよくあります。
このように、肩こりは単なる身体の疲労や悪い姿勢だけでなく、生活習慣や精神的なストレスが複雑に絡み合って発生する症状です。特に現代女性は、仕事、家事、育児と多くの役割をこなす中で、肩こりの原因が積み重なりやすい傾向があります。
肩こりが続くと、次第に肩の可動域が狭くなり、肩を回したり、腕を上げる動作が難しくなることもあります。これにより、日常生活に支障が出るばかりか、さらに肩こりが悪化するという負のスパイラルに陥ることがあります。肩が凝り固まってくると、周囲の筋肉や筋膜も引っ張られるため、結果的に頭痛や目の疲れ、さらには自律神経の乱れまで引き起こすこともあるのです。
仙台の「めぐみ整骨院」では、これらの現代女性特有の肩こりの原因を根本的に解決するために、姿勢改善や骨格調整を重視した整体治療が行われています。肩そのもののマッサージではなく、体全体のバランスを整えることで、肩こりが改善されるというアプローチが取られています。
こうした治療を受けることで、肩こりが軽減されるだけでなく、身体全体の健康が向上し、日常生活がより快適になるでしょう。
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