肩こりを放置すると危険！考えられる健康リスク
肩こりを「ただの疲れ」や「一時的な症状」として軽視しがちですが、肩こりを放置してしまうことには、非常に大きなリスクが伴います。長期にわたって肩や首の筋肉が緊張し続けると、その影響は肩や首にとどまらず、全身にさまざまな悪影響を引き起こすことがあります。ここでは、肩こりを放置することによって発生する可能性のある健康リスクを詳しく解説します。
肩こりと血行不良
まず、肩こりが続くと筋肉の緊張によって血流が悪化します。肩や首周りの筋肉が硬くなると、周囲の血管や神経を圧迫し、十分な血液が流れなくなることが原因です。この血流の滞りが続くと、肩や首の筋肉だけでなく、全身に影響を及ぼします。特に頭部への血流が悪くなることで、脳への酸素供給が不十分になり、これが原因で次のような症状が現れることがあります。
- 頭痛：肩こりに伴う頭痛は非常に一般的な症状です。筋肉の緊張によって血流が滞り、脳への血液供給が不足すると、緊張性頭痛と呼ばれる頭痛が頻繁に発生します。特に首の付け根や後頭部に重い痛みや圧迫感を感じることが多く、肩こりが続く限り、この頭痛も慢性的に現れる可能性があります。
- 目の疲れ・視力低下：肩こりがひどくなると、血流の悪化により目にも影響が出ます。特に、デスクワークやスマートフォンの使用時間が長い現代では、肩こりと目の疲れがセットになっているケースが多く見られます。目の奥に鈍い痛みを感じたり、視力が低下するような感覚が続いたりする場合、これは肩こりが原因となっていることが考えられます。肩こりの放置は視覚的な疲労感をさらに悪化させ、視力低下にもつながる危険性があります。
肩こりと手足のしびれ、神経圧迫
肩こりが進行すると、筋肉の緊張が周囲の神経にまで影響を及ぼすことがあります。特に、首や肩の筋肉が硬直することで神経が圧迫されると、腕や手にしびれを感じることがあります。このしびれが出てくる段階では、肩こりがすでに深刻な状態に進行していると考えられます。さらに放置すると、しびれがひどくなり、次第に手や腕に力が入らなくなることもあります。
神経が圧迫されると、手の動きが鈍くなり、物を握ったり持ち上げたりする際に力が入らなくなることもあります。この状態が続くと、日常生活に支障をきたし、仕事や家事が思うようにできなくなってしまうこともあります。特に、手のしびれや力が入らないといった症状が現れた場合は、肩こりを放置することが非常に危険なサインですので、早急な対策が必要です。
肩こりと全身への影響
肩こりが全身に与える影響は、それだけに留まりません。肩こりによって姿勢が悪化し、背中や腰に負担がかかることで、他の部位にも痛みが広がっていくことがあります。例えば、猫背や反り腰といった姿勢の悪化は、肩こりだけでなく、腰痛や背中の痛みにもつながります。姿勢が崩れると、体全体のバランスが悪くなり、筋肉の使い方が偏ってしまうため、肩こりが体全体の不調へと発展していくのです。
また、肩こりの原因となる筋肉の緊張は、自律神経にも影響を与えることがあります。肩や首の筋肉が緊張することで交感神経が優位に働き、自律神経の乱れが生じます。これにより、睡眠の質が低下したり、胃腸の調子が悪くなったりと、肩こりが全身の体調にまで悪影響を及ぼすことがあります。
肩こりと重大な疾患のリスク
肩こりが続くと、最終的には脳や心臓といった重要な臓器にも影響を与えることがあります。特に、肩や首の筋肉が長期間緊張し続け、血流が悪化すると、脳への酸素供給がさらに減少し、脳梗塞や心筋梗塞といった重篤な病気を引き起こすリスクが高まります。
脳梗塞は、脳の血管が詰まって脳細胞が壊死してしまう病気で、非常に危険な状態です。また、心筋梗塞は心臓の血管が詰まることで心筋が壊死し、場合によっては命に関わることもあります。肩こりが一見、軽い症状に思えるかもしれませんが、これを放置することで最悪の場合には命にかかわる事態に発展する可能性があるのです。
肩こりを放置しないために
このように、肩こりを放置することは非常に危険であり、早めの対策が必要です。肩こりが慢性化しないためにも、適切な姿勢改善や定期的な運動、そして整体治療を取り入れることが重要です。仙台の「めぐみ整骨院」では、肩こりの原因を根本的に解消するために、骨盤や背骨の調整を中心とした治療を行っており、これによって全身のバランスを整えることができます。
肩こりが単なる疲労ではなく、全身に及ぼす健康リスクを知ることで、早めに適切な治療を受けることがいかに重要かを理解していただけるでしょう。肩こりが引き起こすリスクを防ぐためにも、日頃から体のケアを怠らず、肩や首に負担をかけない生活習慣を心がけることが大切です。
肩こりは体のサインです。それを無視せず、早めの対策をすることで、健康を維持し、将来的なリスクを回避することができます。
相談・ご予約はコチラから
https://page.line.me/xil4913c?openQrModal=true
肩こりページはこちら
